こんにちは、設計の林です。

先日、八女市にある堺屋(旧木下家住宅)まで足を運びました。

木下家は江戸期から始まり、「堺屋」の屋号で代々酒造業を営みながら大きく栄えた旧家です。

明治41年完成の「離れ座敷」は、屋久杉の一枚板で造られた欄間や紫檀の床框などが見られ、贅沢な造りとなっています。

当時は主屋の離れ座敷として貴賓客のための応接や宿泊に使われていました。

現在は八女市の指定文化財として公開しています。(八女市HPより抜粋)

商売をされていた関係で、至る所に縁起を担いだ仕掛けや仕上げがあります。

敢えて半帖(繁盛)畳が出来る畳割りにしたりとか。

粋ですね( *´艸`)

何だろうあの飾りは…?

…(゚д゚)…ハッ!!

1富士 2鷹 3茄子だ!!

※あれが茄子だと気づくのに数分を要す(爆)

庭の水琴窟や、縁側の雨戸が角の柱の外側を回って、奥に収まる仕掛け、

お猪口を逆さまに配置した形をしている灯篭(酒屋だけに)など見所も満載でした。

(*´ω`*)

良いものは古くなっても良いですね

勉強(堪能)させて頂きました!