ローコスト住宅でよくある失敗7選とその回避方法(佐賀版)
マイホームを「できるだけ予算を抑えて建てたい」と考える方に人気のローコスト住宅。
しかし「安さ」ばかりに目を向けてしまうと、住み始めてから後悔するケースも少なくありません。
今回は、ローコスト住宅でよくある失敗とその回避方法を7つご紹介します。

1. 坪単価だけで判断してしまう
失敗例
- 「30坪で1,200万円!」と書いてあったのに、実際はオプションや諸費用で+500万円かかった。
回避方法
- 坪単価だけでなく、**総額(本体+付帯工事+諸費用+外構)**を必ず確認する。
- 佐賀県は駐車場2台分や庭の整地が必須になることが多いので、外構も最初から予算に含めておく。
2. 地盤改良費用を見落とす
失敗例
- 契約後の地盤調査で「改良が必要」と言われ、100万円以上追加になった。
回避方法
- 建築予定地が低地や田畑跡地の場合は特に注意。
- 契約前に「地盤改良費用が発生した場合の上限」について確認しておくと安心。

3. 標準仕様がシンプルすぎる
失敗例
- キッチンやお風呂が最低限の仕様で、結局オプションを大量追加 → 想定以上の出費に。
回避方法
- モデルハウスやショールームで「標準仕様」と「オプション」の差を確認。
- 優先順位をつけて、後からDIYや買い替えでも対応できる部分は割り切る。
4. 断熱・気密性能を軽視する
失敗例
- 夏は暑く冬は寒い → 光熱費がかさんで結局高くついた。
回避方法
- UA値やC値など、断熱・気密の数値を確認。
- 佐賀は夏の暑さ・冬の寒暖差もあるため、最低限の断熱性能は確保することが大切
5. 収納不足で生活感丸出しに
失敗例
- 予算を抑えるため収納を削ったら、後から物があふれて片付かない。
回避方法
- 「玄関収納」「パントリー」「ファミリークローゼット」など、ライフスタイルに直結する収納は必ず確保。
- 家具で補うと居住スペースが狭くなるので、造作収納の方が効率的。

6. 外構工事を後回しにした
失敗例
- 家は完成したが、駐車場が砂利のまま。結局引き渡し後に外構工事を追加し、高くついた。
回避方法
- 家と同時に外構計画を立てる。
- 車社会の佐賀では「駐車スペース2〜3台分」「庭の整地」は必須条件と考えておく。
7. 将来の暮らしを想定していない
失敗例
- 子どもが成長したら部屋が足りない。老後に階段が不便。
回避方法
- 「10年後・20年後の暮らし」をイメージして間取りを検討。
- 佐賀では土地が比較的広いため、増築や平屋への建て替えも視野に入れると安心。